|  | 
 |  | Microsoft IMEに関係した誤動作および対処方法について | 2021/01/18 | 
 2021年の1月頃から、秀丸エディタや秀丸メールでかな漢字変換をしておかしな現象が起きる報告が届いています。具体的には、
 
	これらの現象は、Windows10の「20H2」と呼ばれるアップデートのタイミングから起きてるようです。他のアプリでも起きているようです。かな漢字変換すると保護違反で落ちてしまう。
	かな漢字変換自体は出来るけども、Enterキーを押して確定しようとしても反応しない。
	秀丸エディタの単語登録コマンドが効かない。
 とりあえず回避策として「Microsoft IMEを旧バージョンに戻す」という方法があります。
 
 Microsoft IMEを旧バージョンに戻す方法は以下の通りです。
 
 
1.スタートメニューの検索欄に「IME」と入力し、「日本語IMEの設定」を選択して開く。将来的にはMicrosoft IMEの方で対処されると思いますが、現段階(2021年1月18日時点)では上記の方法で回避お願いします。2.開いた画面で「全般」をクリックする。
 3.設定画面で「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」をクリックする。
 4.確認画面が表示されるので、OKボタンをクリックする。
 5.IMEが不安定なことがあるようなので、念のため、パソコンの再起動を行う。
 
 
 もう1つ、上記の問題とは別に、Microsoft IMEと秀丸エディタの特定機能(トゥルーインライン入力)との相性問題が出ているようで、これについてはMicrosoft IMEを旧バージョンに戻しても回避できず、秀丸エディタの方で設定変更が必要なようです。具体的には「トゥルーインライン入力でIME側の色情報取得」をOFFにする必要があります。
 
 
1.秀丸エディタを起動して、メニューから「その他・動作環境」を実行する。です。「トゥルーインライン入力」がONでない場合は上記設定はON/OFF関係ありません。2.動作環境ウィンドウ左下にある「上級者向け設定」をONにする。
 3.設定一覧のツリーから「編集 - IME」を選択する。
 4.「トゥルーインライン入力でIME側の色情報取得」の設定がONになってる場合はOFFにする。
 5.OKボタンを押して確定させる。
 
 
 
 |